金華山「宝島フェスティバル」ツアー(後半)

2017年5月9日火曜日

■金華山 クライミング

イベント当日

5月4日、「宝島フェスティバル」当日。
集合場所の女川港に到着すると
クラッシュパッドを背負った人達が集結しはじめている。

参加者はおよそ50名。
さっそくチャーター船に乗り出発。

出発するとすぐに女川原発が見える

船を追いかけるカモメ


金華山到着

30分ほどでついに念願の金華山に到着。

NPO法人FAJ(ファーストアッセントジャパン)代表の村上さんよりイベント概要の説明。

このイベントの主旨は2つ。
1つ目は復興支援。
2つ目は金華山クライミングエリアの確保と開拓。

また、現状ではイベントを通してのみ登りに来てほしいとのこと。
主な理由は以下のとおり。
・落石、倒木などによりアプローチが年々崩壊して危険であること
・国立公園内かつ神域でもあり、自由に宿泊できる状況ではないこと

将来、復興が進み、クライミングエリアとしても整備され人気が高まれば
個々が登れる日が実現できるかもしれません。
そのためにも今回のようなイベントの継続が重要になるでしょう。


エリアへ移動

ここで金華山黄金山神社に参拝してから岩場に行くグループと
岩場へ直接に行くグループと二手に別れた。
自分は直接岩場に行くグループへ。
黄金山神社入口

海岸沿いを30分ほど歩くと…

本日のエリアに到着!





クライミングスタート

居ても立ってもいられず、さっそく岩に触り始める。

各々気になった岩を登る。

反対側にもエリアがあると聞き、さっそく一人で偵察。

ワ、ワンダホー…

まさに「宝島」。
ただただ岩と海が広がっている。

こんなに岩が広がっていると情報の整理が追いつかず
自分がどこから何をすればいいのか混乱してきた。
とにかく落ち着くためにまずは目についた岩を登ってみる。

自分ひとりで自由に岩を登る。
登っては目の前に広がる穏やかな海辺の景色。
ただただ心が満たされる。

もしも将来、家庭事情や仕事、ケガや病気、
心が前向きにならずクライミングから遠ざかる時期が訪れたとしても
きっとこの経験が再び自分を支えてくれるのだろうと感じた。


その後、黄金山神社参拝グループも加わり
登る人、釣りをする人、昼寝をする人などみんな思い思いの時間を過ごした。



自分も最後はしっかり昼寝。
限られた時間なのにもったいない気もしたけど
暖かい海辺で昼寝もこれまた最高…
と言う理由と、食料を車に忘れるという大失態もあり
完全にスタミナ切れでした…


帰路へ

みんなで集合写真を撮影したあと帰路へ。
16時くらいに女川港に帰着。

ステッカーなどのお土産をいただき解散。
ちなみに今回は長野から応募した自分と、北海道からフェリーで来られた方が
最も遠い参加者でした。

確かに移動距離は長く、楽な道のりではないけれど
次回のイベントもぜひ参加したい。
それだけ東北と金華山が魅力的だった。


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