2017年5月25日木曜日

春のカサメリ

ひさしぶりのカサメリ

RKさんにお誘いいただいて、1年7ヶ月ぶりの瑞牆へ。
どこに行くか相談して、天気の行方もビミョーなので近場のカサメリへ。
2013年に訪れて以来だ。
そしてスポートもめっちゃひさしぶり。


さっそく登る

まずはトータル・リコールあたりのごちゃついたラインでテキトーにアップ。

つづいてオランジュ岩のちちくりマンボウ(5.10c)へ。
30mのロングルートで、以前にチクタク氏と一緒にド敗退している。

RKさんは見事にマスターOS。
自分も続いて無事RP。クラックの経験が活きた。


コロッセオなど散策してから真実の口(5.10d)にトライ。

RKさんはこちらも見事マスターOS。すばらしい。
自分も続いてフラッシュ。
★★★★の楽しいルートだった。


最後に漁師の娘(5.11c)へ。

まずは自分がトライ。
…が核心部でほどなく手詰まり。
ムーブがわかったらそのままトップアウトできた。
とても楽しいルートだなぁ。
OSしたかった…

続いてRKさんもトライ。
スムーズに登っていったものの、核心部で惜しくもスリップ。
二人とも完登を逃してしまった。

さらに直上する医者の娘(5.12b)も楽しそうだったが
漁師の娘も分岐後のムーブが一味ちがって楽しいルートだ。
次はしっかり登りたい。
(次はいつになるのか…)


この日は早めに終了。
ひさしぶりに見た瑞牆の夕暮れに、やはり見惚れてしばらく足が止まった。
満たされた。
またこの場所に戻ってきた。

2017年5月11日木曜日

金華山と女川町の記録

今回の宝島フェスティバルで訪れた石巻市、女川町、金華山は
東北大震災で震源地に最も近く甚大な被害が出た地域だ。
自分が訪れた場所で何が起こったのか、ツアーとあわせて記録する。


◆金華山
 震災時に金華山にいた方が、当時の状況を詳しく書かれているので引用させていただく。
 ”震源地に最も近い金華山で命がけの避難と大津波の激突目撃 東日本大震災に遭遇して1
 
 自分が金華山で見た景色の後だと実感がやはり違う。
 発生時の崩れた参道の様子、巨大な津波、避難の緊張感が伝わってくる。
今回の参道入口

 今回乗船した船の座席ポケットに、震災直後の避難を記録したファイルがあり
 船で沖へ避難する様子、引波の瓦礫など、乗務員の方が撮影した写真と説明が綴られていた。
 少し解像度の低い画像のせいか、当時のよりリアルな感情が伝わってくる。

 現在は金華山港に新しく休憩所が建てられ、定期船も就航し、観光客も多かったが
 まだまだ周辺の復旧工事中となっている。
 作業員の方たちは金華山まで毎日船で往復しながら工事されていると聞いた。
金華山の港

◆女川町
 女川町に入る前に「石巻バイパス仮設住宅」が長く建ち並んでいた。
 以下の記事にその仮設住宅の写真と取り組みが記載されている。
 ”震災5年 「心の動揺」おさまらず 仮設住宅の「悩み」を調べると…

 さらに進むと海岸沿い道路に入り、石巻線浦宿駅や
 セブンイレブン宮城女川店に着くころまでには新しい建物が一気に増える。

 女川港周辺は更地ばかりだ。
 車のナビでは道路がない場所を走っている。
 辺りを見て、どのくらいの高さまで津波が来たか想像してみたが
 後日確認すると想像を超える高さまで被害が及んでいた。

 女川駅周辺はGW中で観光客が多く、とても活気づいていたし
 温泉や駐車場など快適に過ごすことができた。
 それらの施設も、もちろん全て震災で流された後に作られたものだ。
津波で流された駅舎の後に新しくできた女川駅
駅と海の間にできたシーパルピア女川とハマテラス




 【女川町の被災状況】
 http://www.town.onagawa.miyagi.jp/ayumi.html
 ・震度: 震度6弱を観測(女川原子力発電所の震度計)
 ・津波最大波高: 女川漁港の消防庁舎で海抜14.8mを記録
 ・震災時の人口: 10,014人
 ・人的被害: 827人(死亡判明・認定、行方不明)
 ・人的被害比率: 8.26%
 ・一般家屋被害総数: 3,934棟(89.2%)

 14.8mという津波の高さは、このブログを読んでる方が一番わかりやすいのは
 リード壁の高さだろうか。しかも、かなり高く見上げる壁だ。

 ほぼ全ての家屋が被害を受け、2~3世帯に1人の方が被害を受けた事になるが
 お店の方たちの笑顔からはとても想像できなかった。


 女川町が発行している記録誌には詳しい震災前後の様子や、復旧作業などが載っている。
 http://www.town.onagawa.miyagi.jp/kirokushi.html

 女川港の津波の様子を撮影した動画も多数You Tubeにアップされている。
 どの資料を見ても、自分が見てきた風景から推測するより遥かに甚大な被災状況だった。


 そして、現在はどのくらい復興計画が進んでいるのか?
 宮城県が発表している復興進捗状況がわかりやすい。
 10ページ目から項目ごとにグラフで計画と進捗状況が見れる。
 https://www.pref.miyagi.jp/site/ej-earthquake/shintyoku.html


 女川町はホタテ、アワビ、ホヤ、牡蠣の養殖や
 国内有数のサンマ、ギンザケの沿岸漁業など美味しい特産品が多いとのこと。
 自分が訪れた時も活気があり充分楽しい時間を過ごしたが
 今後、経済・商工・観光が発展していくとさらに賑やかになるだろう。
 宝島フェスティバルようなイベントを継続することは、やはりとても重要だと思う。
 
 帰り道からは海辺いっぱいに広がる養殖場の景色が見えた。
 海無し県で育った自分には「豊かな海」とはこういう景色なのかと感じた。

2017年5月9日火曜日

金華山「宝島フェスティバル」ツアー(後半)

イベント当日

5月4日、「宝島フェスティバル」当日。
集合場所の女川港に到着すると
クラッシュパッドを背負った人達が集結しはじめている。

参加者はおよそ50名。
さっそくチャーター船に乗り出発。

出発するとすぐに女川原発が見える

船を追いかけるカモメ


金華山到着

30分ほどでついに念願の金華山に到着。

NPO法人FAJ(ファーストアッセントジャパン)代表の村上さんよりイベント概要の説明。

このイベントの主旨は2つ。
1つ目は復興支援。
2つ目は金華山クライミングエリアの確保と開拓。

また、現状ではイベントを通してのみ登りに来てほしいとのこと。
主な理由は以下のとおり。
・落石、倒木などによりアプローチが年々崩壊して危険であること
・国立公園内かつ神域でもあり、自由に宿泊できる状況ではないこと

将来、復興が進み、クライミングエリアとしても整備され人気が高まれば
個々が登れる日が実現できるかもしれません。
そのためにも今回のようなイベントの継続が重要になるでしょう。


エリアへ移動

ここで金華山黄金山神社に参拝してから岩場に行くグループと
岩場へ直接に行くグループと二手に別れた。
自分は直接岩場に行くグループへ。
黄金山神社入口

海岸沿いを30分ほど歩くと…

本日のエリアに到着!





クライミングスタート

居ても立ってもいられず、さっそく岩に触り始める。

各々気になった岩を登る。

反対側にもエリアがあると聞き、さっそく一人で偵察。

ワ、ワンダホー…

まさに「宝島」。
ただただ岩と海が広がっている。

こんなに岩が広がっていると情報の整理が追いつかず
自分がどこから何をすればいいのか混乱してきた。
とにかく落ち着くためにまずは目についた岩を登ってみる。

自分ひとりで自由に岩を登る。
登っては目の前に広がる穏やかな海辺の景色。
ただただ心が満たされる。

もしも将来、家庭事情や仕事、ケガや病気、
心が前向きにならずクライミングから遠ざかる時期が訪れたとしても
きっとこの経験が再び自分を支えてくれるのだろうと感じた。


その後、黄金山神社参拝グループも加わり
登る人、釣りをする人、昼寝をする人などみんな思い思いの時間を過ごした。



自分も最後はしっかり昼寝。
限られた時間なのにもったいない気もしたけど
暖かい海辺で昼寝もこれまた最高…
と言う理由と、食料を車に忘れるという大失態もあり
完全にスタミナ切れでした…


帰路へ

みんなで集合写真を撮影したあと帰路へ。
16時くらいに女川港に帰着。

ステッカーなどのお土産をいただき解散。
ちなみに今回は長野から応募した自分と、北海道からフェリーで来られた方が
最も遠い参加者でした。

確かに移動距離は長く、楽な道のりではないけれど
次回のイベントもぜひ参加したい。
それだけ東北と金華山が魅力的だった。


2017年5月7日日曜日

金華山「宝島フェスティバル」ツアー(前半)

ひさしぶりの更新です。
紆余曲折、右往左往しながらクライミングを続けてます。



宝島フェスティバル

5月4日に宮城県石巻市の金華山で開催された
「宝島フェスティバル」に参加しました。


NPO法人ファーストアッセントジャパンによって開催されているこのイベント、
毎年行きたいと思ってたけど日程や都合が合わず、今年ついに参加できた。


金華山

場所はココ

観光地でも有名な金華山は島全体が花崗岩で形成され、
海岸線沿いに続く白い岩壁は圧巻。
国立公園に指定されており、黄金山神社の神域です。
そのため、石・植物などの持ち出し・持ち込みは禁止されています。

つい先日、Wild Countryより金華山のクライミング動画が公開され、
中嶋徹、James Pearson、Caroline Ciavaldini、平山ユージが参加しています。


◆James Pearson氏の記事
 http://onceuponaclimb.co.uk/portfolio-posts/japan-trad-blog-1/


さあ出発

泊りがけのクライミングツアーに行くのは今回が初めて。
情報を集め、整理し、計画を組み立てるのがすでに楽しい。
計画からツアーがスタートしているのを感じる。

勢いで申し込んだけど、自分が住んでいる長野市から集合場所の女川港まで540km。
集合時間や場所を考慮してマイカーで行くことにした。

5月3日 7:00 出発。

北関東道~東北道は大渋滞が予想されるため、新潟経由~磐越道を利用。
会津福島を初めて通ったら景色がとても綺麗で気持ちがよかった。
改めてゆっくり訪れたい。

多少の渋滞にハマったものの、おおよそ計画どおりに進み
15時に三陸自動車道の石巻河南ICに到着。


女川到着&ごはん

まずはウォーミングアップ。
女川港への途中にある「串焼きたろう」で
ほたて串とつぶ串を食べる。ウマー!


そして、女川駅前にあるショッピングモール
「シーパルピア女川」&「地元市場ハマテラス」へ。
http://onagawa-mirai.jp/


観光客で賑わっていて駐車場はどこも満車。人気です。

海無し県に住む自分にとってはどれも目新しくて、夢中になって観光した…
焼きカキを一気飲みした勢いで、特大カキフライも一気飲みして
ついでに「髙政」のかまぼこも一気飲みした。
海の幸マジサイコー。しあわせ~。

今回は食べれなかったけど海鮮丼、海鮮釜飯、うにラーメンなど
美味しそうなものが多くて、もっといろんなメニューを食べたかったな。


温泉

食欲を満たしたあとは温泉に入るため女川駅へ。

なんと女川駅の2階に温泉施設「女川温泉ゆぽっぽ」がある。
キレイで気持ちよかったー。
http://onagawa-yupoppo.com/


車中泊

宿泊は、女川駅周辺にある無料町営駐車場で車中泊。
トイレは女川駅のを借りた。
周辺が静かなので、ぐっすり眠ることができた。
他にも車中泊している車が多かった。


まずは初日、無事に女川に到着して観光を楽しめた。

2016年5月23日月曜日

かっちょいいボルダーエリア

こーへーさんが見つけたボルダーにお誘いいただいたのでさっそく行ってみた。
岩に行くのはひさしぶり。
前に岩に行ったのは東京移住前だ。


こーへーさん、konさんは午前中にセンチュリーにトライするということで、
自分は遅めに到着して観光や散策、午後から合流した。

ちなみにこーへー氏は見事にセンチュリーをRP、わかりやすくご機嫌だった。




このかっちょいいボルダーエリアは花崗岩の大きな岩がゴロゴロしていた。
スパっと切れたような断面の岩が多い。


さっそくこーへーさんがかっちょいいボルダーにトライ。
傾斜がゆるくカンタンそうだが、苔や脆い岩肌に大苦戦。




自分もトライしてみた。
不安定なエッジに体重を預けるのはとてもスリリングだった。
トライする前の余裕は消え、ビビってクライムダウンを繰り返す始末。

それでもなんとか登ることができた。
こーへー氏も続いて完登。


こーへー氏の写真より

このラインの左側もトライしてみた。
こちらも見た目はカンタンそうだけど、登ってみるとやはりスリリング。

ボロボロの脆いスタンス、
バランシーなカンテ、
苔に覆われたホールディング。
一つ一つのムーブに緊張が走る。

カンテ左面

こーへーさんが見事初登し、つづいて自分もなんとか登れた。
立体的で楽しい課題なので、訪れた方にはオススメしたい。


あとは岩を探索したり、夕方の木漏れ日をじっくりと浴びたり。



ひさしぶりの山&岩、心から楽しかった。
正直、岩に到着するまでは気乗りせず気分が重かった。

けど、岩を目の前にすると気持ちも体も自然と目覚めて動きだすのがわかる。
行ってよかった。
やはり考えるだけではなく、いつも行動の中に身を置きたいと思う。


そして、自分のモチベーションは、いつも岩か仲間が与えてくれる。
今回もそれを実感した。

よい岩に導いて、ともに時間を過ごしてくれる仲間に感謝したい。

2016年4月10日日曜日

Tokyo Here I Come

東京に移住しました。
実際にはDays of wine and baggagesです。
いや、ビールか。

慣れない生活で登る時間がなかなか作れません。
少しづつ登っていこう。

2016年3月15日火曜日

城ヶ崎 日蓮三連星ふたたび

大好きな城ヶ崎の日蓮へ。
メンバーはもびさん、のりさん、こーへー氏、そして自分。

昨年にちくたく氏と訪れて以来、およそ一年ぶり。

到着した朝は寒かったが、少しづつ陽射しが出て
時々あたたかくのんびりとした陽気になった。
海無し県で育った自分は、この穏やかな陽気をとても好きだ。



自分はイブとインディアンドールを再RP。
やはり個性があって楽しいルートだ。

初めて訪れたこーへー氏もオフフィンガーを満喫してた様子。



帰りに「はなわ」でチキンカツ定食を食べた。
(メニューが多くて毎回迷うから念のために記録しておく)

さて、あらためて感じたのは、
オフフィンガーやオフハンドのビミョーなサイズへの経験不足。
保持や力でごまかしているが、理論でキチンとムーブを組み立てたい。
もっといろんなクラックを登り倒したい。